チョッパー

なんだか寒くなりましたね～

前回がいつだったか覚えてないほどにブログを更新していません。

確か、




船外機不調で終わっていたはず！

そこから、仕事やら、私事やらで
忙しくて、釣りや、船外機整備に手が回らずにいました。

やっと、本日、船外機整備できました。


とは言え、娘の運動会を終わらせてからの整備です。
暗くなる日没までに試運転まで完了しなければなりません。





不調の原因と思われるキャブから取り外します。

よく観察をしながら分解を進めます。



水分もゴミも確認出来ません。

はて、不調の原因はなんだろ？


さらに、キャブの上部を観察します。


( -_・)?っ

よく見ると、フロートの稼働部分の小さなピンがずれて、フロートがスムーズに動かない状態でした。
おそらく、不調の原因はここだな



ピンを所定の位置に戻して



クリーナーでキレイにしときます。
念の為に燃料フィルターも確認



やっぱりキレイです。

ここからが本番！






完全にエンジンを下ろします。

そう、



クラッチレバーのグリスアップの為です。

トーハツは、しばらく使用すると、クラッチレバーが塩で膠着し、動かなくなります。
完全に膠着すると、船外機買い換えの羽目になりますので、
キャブのオーバーホールついでに
クラッチレバーのグリスアップまで済まします。

前回、タップリとグリスを塗りたくったので、今回はスムーズに取り外しが出来ます。

クラッチレバーが外れる瞬間、






コロッと、何かの部品が落ちる音が、かすかに聞こえました。

まさか、これが不運の前触れとも知らず、クラッチレバーをキレイにし、グリスアップして組付けると、あれが無い事にきずく




この、小さなBB弾みたいな丸いもの



そう、

クラッチレバーのラッチのボールです！

落ちたのは分かりましたので、
足元から探しますが、みつかりません！
しまいには、よつん這いになり、
周囲をくまなく探しますが、一向ににみつかりません！

もう、あきらめて、ラッチが効かないままで組付けようと、思いましたが、やはり、ラッチが効かないと、航行中にクラッチが外れる可能性がある為、やはり、ボールを探し出さなくてはなりません。

かれこれ一時間もよつん這いで探しています。
端から見れば異様な光景でしょうが、小さなボールを見つけ出さなければなりません。

精根尽き果てる寸前、

もしや？



























こんな所から！

エンジンをばらしている場所から
3mは離れているでしょうか？

側溝の穴からかすかに見える小さなボール、

バールを差しこみ、側溝の蓋をゴリゴリと開けて



取り出しましたよ！

まさしく執念の捜索！
今日のテーマ！


急いで全てを組付けた頃には



日没！

試運転はしましたよ、

痛快の一発始動！

エンジンが暖まるまで５分程、

サーモが開いた頃合いから調子の確認でしばらくスロー、
時折、フルスロットル、

ん～、





絶好調！

オイル交換は次回ね♪

オーバーホールで、ばらすなら、
外せるボルトは全て外してグリスアップをお薦めします、
ボルトの塩噛みを最小限に抑える事が出来ますよ。

さ、
船外機の整備も済んだから、

来週は釣りに行けるかな～♪